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第1夜 キスしたことある?(4)

「!ん…!」  口を塞がれたまま、可憐は悲鳴を上げた。  まだ成長途中の、未発達な胸が顕わになった。 「お前のような小娘が、俺の僕となること、光栄に思え」  虚月と名乗った美しい男は、薄紅色の可憐の胸に、唇を寄せた。  可憐の乳房を吸う微かな音が静かな部屋に響いた。 「…ん…!んーっ!」  驚いた可憐は、初めての感覚に困惑していた。男は、可憐をベッドに押し付け、更に下肢を包む下着まで裂いた。  胸を打つ鼓動も早くなり、可憐はわけもわからず男にしがみつく。  男の長い指が、可憐のまだ生え揃わぬ双丘をなぞりあげる。ヒクリと、可憐の身体の奥が疼いた。  濡れた音が響いた。  何かが、身体の中で蠢いている。  可憐は、音と、その何かが一致しないまま、違和感を覚えていた。  だがその違和感は徐々に、身体が浮遊するような錯覚となり、身体を支配していった。 「ん…ぁ…!」  息苦しさと真逆に、身体を支配する感覚が強くなっていく。  見れば、退屈そのもの、とい表情の男が、面白いものを見つけたかのような目をした。 「ほう、この身体で、俺を楽しませるか」  男の言った真意は、可憐には分からなかった。 「…ぁっ…」  口元が開放され、息を大きく吸った瞬間だった。  熱い鉄杭のようなものが、身体に挿し込まれた。 「い…ぁあああっ!」    可憐は、自由になった喉で悲鳴を上げた。  男の体重が、可憐に伸し掛かる。同時に、鉄杭は可憐に入り込んだ。  ふと、再び照らす月光が、二人の影を作り出した時だった。  犯されているのだと、可憐は気付いた。
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