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1st side -Natsume-*Act.6-07☆

 異性を抱くのはどれぐらいぶりだろう。  さすがの夏目も若い頃は彼女がいたことがあるし、経験もあるにはある。  だが、あまりに久しぶり過ぎて、正直なところ戸惑っていた。  しかも、萌恵は処女だから、なおさら気を遣う。  今、夏目と萌恵はベッドの上にいる。  つい、畳の上に押し倒してしまったが、不意に冷静さを取り戻し、萌恵をベッドまで抱き上げながら連れて行った。  初めて目にした萌恵の生まれたままの姿は綺麗だと思った。  まだハタチになったばかりという若々しさもあるが、何より、男を全く知らない身体は透き通るように白くて滑らかだ。 (それに比べて、俺の身体は……)  チラリと己と萌恵を見比べながら、苦笑いが浮かぶ。  極端な肥満ではないものの、心なしか、出てほしくない場所が出てきている。  夏目の全裸を見て、萌恵は幻滅したのではないだろうか。  不意にそんな不安が襲う。 「――少し、痩せないとな……」  思わず漏らしてしまった。  萌恵は不思議そうに夏目を見上げている。 「急にどうしたんですか?」 「いや、ちょっと自分の腹が気になってね……」 「お腹?」  そう口にすると、萌恵は自らの手を伸ばし、夏目の腹部に触れてきた。 「腹の出たオヤジは嫌だろ?」 「そんなに出てます?」 「気になんない?」 「うーん……、よく分かんないです」  萌恵はなおも腹を擦り続ける。 「ダメだよ」  触られ続けるのに耐えられなくなった夏目は、そっと萌恵の手首を掴んだ。 「まずは君に気持ち良くなってもらわないと」 「どんな風に?」 「どうしてもらいたい?」 「どうして、って……」  萌恵が困惑している。  セックスしようと積極的に攻めてきたくせに、やはりまだまだ初心な乙女だ。 (可愛いな)  つい、口元が緩んでしまう。  夏目は萌恵の唇に自らのそれを落とすと、首筋から胸元へと舌を這わせながら滑らせてゆく。  白い乳房の頂は固く尖っていた。  片方は指で摘まみ、もう片方はそのまま口に含み、音を立てながら吸い付く。
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