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「…っ、も……や、ぇて…くだ、さっ、…むぃ……むりぃ…!…っひ、ぃ」 のどから掠れた声が押し出された直後、重い衝撃がおなかに響く。…正確には、お腹の奥。自分では触れない、奥の奥。 その奥をいっぱい叩かれて、突かれて。びりびりして痛かったのに、今はもう感覚がない。 「はぁ…、あぁ…っ、あっあっ、~~~~……っ!!」 定期的に、私のお腹の奥がぎゅ~~ってなる瞬間がある。どうしてか分かんない、突然くるときもあるし、もう慣れちゃったから「あ、くる」ってわかる時もあるの。 そう……その不思議な感覚に慣れちゃうくらい、いっぱいセックスしてる……この人と。 好きな人とする行為。 学校の授業で習ったそれは、そういう認識を私にくれた。女の子だけの教室で、先生は私達に言った。 「女の子の “初めて” は特別なものです。大事にしてくださいね」 その言葉は私の中で綺麗に響いたんだ。次の日の休み時間に図書室で、ちょこっとそれに関係する本を探した。見つけ出して、どきどきしながらページをめくった所で司書の先生に見つかって、すごくすごく恥ずかしい思いをしたの。 正直……好きっていう気持ちは、私にはわからない。クラスにはスポーツが得意で、頭も良い男の子がいる。もちろん、女子人気はとっても高い。女の子たちが「かっこいいね」って話をしているのを聞いた事がある。 ……私だって、ある。その男子にどきどきしたもん。……でも、すぐに私は好きになっちゃダメなんだって思い知った。私は昔っからいじめられてて、女子からも嫌われてた。中学にあがってもそれは変わらなくて、でも、その男の子だけが、初めて…私を助けてくれた。その男子は1人転校してきたんだよね。 優しく声をかけてきてくれた時は本当にびくりしたし、何かの罰ゲームでさせられてるのかなって思った。でもそれはその1回だけじゃなくて、何回か続いたっけ。 「勘違いしてんなよ」って女の子からはキツく言われたけど、気にならないくらい嬉しくって。 ……浮かれた私は、いつもありがとうってお礼を言おうと思ったんだ。……………できなかったけど。 「…先生の、うそつき」 「…あ?」 目の前にいる男の人は、私の好きな人でも、大切な人のどちらでもない。知らない人、きっとすごく年上、名前もわからない。 私の中から熱い塊が抜けていく感覚がして、やっと身体の力が抜けた。ごぽ、と音がして何かが流れていく。何が流れているのかはあんまり考えたくない。 こぼれるくらいにいっぱい注がれて、蓋が取れたら溢れてくるのは当たり前のこと。蓋がなくなった私の身体からは、とろとろ止めどなくあふれてくる。 「……っう、うぅ…っ、」 「……」 ……結局。放課後、ありがとうって言おうと、教室に向かったんだ。教室には何人かいて、お喋りをしてた。 「あんな汚ねぇクソ女、まじで相手する訳ないじゃん」が、その男の子から出た言葉だった。 扉を開けようと伸ばした手が、思わず止まった。 その場には女の子もいた。瞬時に私の事だってわかった。「汚いクソ女」なんて私しかいないもの。 そこから出てくる出てくるその男の子の本音と心境。長いこと喋ってたけど曰く、「先生に良い印象をもってもらうため」。 お礼なんて、言えるわけがなかった。 「足閉じろ、淫乱が」 やけにはっきりと聞こえたそれで、意識が戻る。 私の上にいたはずのその人は、いつの間にかスラックスを履いてて、上にワイシャツを羽織っているところだった。私はといえば、まだに全裸。ずっと、足の間にいられたから、足が閉じない。 「と、じれな」 「まだ犯されたいのか」 違う……違う、違う違う違う……!! あんな痛いの、訳わかんなくなっちゃうの、もうしたくない…! このままじゃ、またされちゃうよ。でも足が動かないの、開きっぱなしになっちゃうの、どうしたらいいの。 もう、いやだ。……たすけて、お願いだから、誰か……たすけて。
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