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第3話

僕のおウチと君のおウチが同じになって、今日のようないいお天気の日 君は僕の為に外の世界をおウチの中に入れるように、お部屋の窓を開けてくれる。 このカラダはねえ おもしろいんだ。 君がボンヤリしてる時、僕はイタズラしちゃおうかな…って、考えてる。 僕はまだ君のように楽しいって、笑う事は出来ない。 僕の事を見て欲しい時も、君の名前を呼ぶ事は出来ないよ。 でも… でもさ…… 君の笑い声を聞くと、とっても僕は嬉しくなる いつも いつも聴きたいな…… 笑う事も君の名前を呼ぶ事も出来ないけど、 お月さまだけの明かりが寂しいなあって感じた時は、僕が君の好きな色になってあげる。 誰かと手を繋ぎたくなったら、僕が君のカラダのあたたかさになってあげる 一緒だよむにちゃん 僕がいるよ… って…… 窓からのおひさまや、賑やかなテレビの音 淹れたてのコーヒーの湯気や、やわらかい香りがするお気に入りのお洋服 友だちと見つけたかわいい小物や、君がたくさん頑張って作ったお部屋 君の好きな物に囲まれているこの世界は、僕の本当の故郷と変わらないくらい素敵な場所 そう思ってる 生きてるって素敵  何度生まれ変わってもそう思う 君に会いたくて 会いたくて 会えるととっても幸せで ねえ… 次の僕は何がいいと思う?むにちゃん 僕はいつも君と一緒だから 君も僕も寂しくない でしょ?  でもさ むにちゃん 今度は僕…  君とお話出来たらな……  って思ってる 窓から入って来た”お客”に君は喜び、そして僕はそれに応える。 見ていた君は手を叩いて笑い声を上げて 「良かったね レオナルド!」 さあ今度は君の食事の番だよ。 お皿を並べてね いつか一緒にゴハンを食べよう。 お行儀が少し悪くても許して。 君とたくさんおしゃべりしながら、笑いながら 僕の夢なんだ。 僕はもう出来るかもしれない 今よりも小さくなってしまうけど 小さくなって…   小さくなって…… 君のタマゴに僕はなってもいいかな 今度は君のカラダの音楽を聴きながら 願っている 君と君の大好きな人たちがいつも笑っていますように。 そして僕も一緒に笑える時が来る 楽しいね 嬉しいね ああ とっても幸せだ って…… 今までのお守りのように持っていた、むっつのレオナルドの記憶は段々薄れて行くけれど それは、ななばんめの僕の中にカタチを変えて必ず残っているから…… ななばんめのレオナルド おわり
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