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第6話

幼い頃から(今でも十分に幼いですけども)ユリウスとは一緒に過ごす時間は当たり前にあり、それなりに仲良くはしていたけどユリウスが私を好きになった理由が全く見当たらないです・・・。 私の容姿はそれなりに整っているとは思いますけど、絶世の美女・・・違った絶世の美幼女とまでは行かない訳で。 ユリウスは私の何処が良いのかしら?とおもってしまう。 そして私はユリウスの事は好きだけど、恋愛の好きではないのよね・・・。 どう答えたらいいのかしら? 一応とは言っても婚約者ですし・・・。 「ユリウス私は・・・」 「カレンは私の事嫌いなの?」 「いえ。好きですわ。けれどユリウスの好きと私の好きに違いがあると言いますか・・・」 「ふーん・・・カレンは私の事を友人として好きと言う事だね?」 「ええ。私の事を好きだと言ってくれたユリウスには申し訳ないのですが・・・」 「いいよ。今はそれでも・・・」 今は? 凄く嫌な予感がします・・・。 そしてさらにきつく、抱きしめてきた。 「ちょっとユリウス痛いです!!」 そしてユリウスは私の顎をつかんでクイッと持ち上げたと思ったら唇に温かい何かが触れた・・・ は? これはキス!! って何故私はユリウスにキスされてるのかしら? 私達まだ7歳でしたよね? キスは早すぎませんかね? それよりも止めなくちゃ!! 「ちょっユリウス何するのですか・・・」 「何ってキスだよ知らないの?」 「知ってますが、何故私にするのですか?」 「カレンの事が好きだからだけど問題ある?」 「問題ありすぎです。まず私達はまだ7歳で年齢的に早い事と私の意思を無視して、その・・・キスをするなんて酷いですわ」 「じゃあカレンの了承を得たら、してもいいんだよね?」 はい? 私が了承なんてする訳ありませんけど・・・。 「私、了承なんてしませんわよ?」 「へぇ強気なカレンも好きだけど・・・。でもいいのかな?」 「何がですの?」 「キスしたよねさっき?」 ええ、無理やりあなたにされましたが? 「それがどうしたんですの?」 何故だかまた嫌な予感が・・・。 「普通の市民は良いけれどカレンは王族の私と婚約してる身だ。この国では例え婚約者同士であっても16歳まではキスをしてはいけない決まりがある」 「ええ分かっていますわ」 ・・・ユリウスのせいで守れませんでしたが・・・。
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