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第3話

「おはようございますお嬢様」 「メルおはよう」 バタン!! ん?何の音かしら? ドア付近から凄い音がしたけど・・・。 「カレン!!」 はい?? 振り返るとお母様に力いっぱい抱きしめられました、はい。 お母様は私と同じ金髪の髪にピンク色の瞳で私は顔立ちもお母様にそっくりだとよく言われます。 「お母様苦しいですわ」 「ごめんなさいね。でもカレンが目を覚まさなかったらと思うと不安で仕方なかったのよ?私の気持ち分かるでしょう?」 バンッ!! またドアが開く音が部屋に響いた・・・。 またですか?そんなに乱暴にドアを開けたら壊れないかしら?と少し不安になった・・・。 所で次はどなたなのかしら? 「カレン目が覚めたんだね。安心したよ」とキラキラスマイルで私に近付いてくる この少年はユリウス・オーディン 7歳 この国の第一王子である。 王族にしか受け継がれない黒髪に濃いブルーの吸い込まれそうな大きな瞳で誰から見ても美少年なユリウス様です。 「ユリウス様ご心配おかけして申し訳ありません」 するとユリウス様は不機嫌そうに顔を歪めた。 「カレン・・・ユリウスって呼んでと何度言ったら分かるの?」 「でっ、でも・・・」 「でもじゃないでしょ?前みたいにユリウスって呼んでよ。それに謝らなくていいよ。カレンは何も悪い事してないんだから。分かった?」そう言い可愛い目に睨まれました。 前みたいにって無理でしょう。 確かに私は昨年まではユリウスと呼んでましたよ? でも私も7歳になる訳でして、ユリウスはこの国の第一王子様なので彼より目下の私がいつまでもユリウス呼びはまずいと思いユリウス様と呼んでいるのに何故分かってもらえないのかしら? 世間的に見て私がユリウスと呼んでいたら私がと言うかアルベルト家自体の評判が悪くなるはず・・・。 あなたは王子様なんですのよ? そこの所理解してもらわないと私困りますわ!
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