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もっと君の中に入りたい… ⑩

 ああ… エッちゃん……今日で何日目だろうか… こんな、君の声が聞けない、触れない、一緒に練習……は、今は慎まなければ……(ごめんねエッちゃん) こんな事、今までなかったよね その位ミズキは君の逆鱗に触れてしまったんだ… そうだよね… もしかしたら僕らの一生が、あんな普通じゃなかったミズキによって、変えられてしまうかもしれないんだもんね…… 嫌がる君を無理矢理……    ああ………  ミズキの大きな過ちだった……。  寂しい… 寂しいよエッちゃん……寂しくてミズキはひとりで君の事を思い出しながら…… ごめんね これも不謹慎かな…… でも、君のカケラでも僕は失いたくない、大事にしたいんだ。 君の事を思い出しながら… 君をまたダッコ出来る事を願いながら…… もしも 君のお腹に僕たちの赤ちゃんが出来ていたら……  僕は君と赤ちゃんをオンブしながら、スコップで穴掘ってブラジルに辿り着ける位の気合で頑張るから… いつか君に話した自分になる為に頑張るから… 約束するから…… だから お願い…… ミ ズ キ の 事 、 許 し て ! エ ッ ち ゃ ん !!  ミズキの事を視界にわざと入れないようにしてるのは、今日で何日になっただろう… 段々面倒になって来た 毎日こんな事を続けてる事に、疲れて来た。 ミズキがコッチを見てる で避けるようにアッチ向いたりコッチに行ったりと、そんな神経の使い方をしてる毎日がもうイヤ! そして、段々カラダが濛々と血が滾ったように熱くなって来るんだ。 裏山のテッペンまでひとっ走りして、そこの一本杉に登って大声で叫びたい。 ミ ズ キ の バ カ ヤ ロ ーーー !! ……でも山も一本杉もないから、とりあえず自分の最寄りの駅に到着したし、走る!  あ! エッちゃん! エッちゃんが行ってしまう!! 僕は今、君に何かあったらもう生きて行く事が出来ない  君が僕を許してくれなくても、君の事を守るのは、こ の 僕 !! 僕が死んでも、君は死なない! 君は絶対に死なない! 僕 は 君 の 中 で 生 き 続 け る ん だ !!  ああ… エッちゃん… 今、分かったよ…… 僕は君の中にもっと入りたいって… 入りたいって 意味があああああ!! 君と僕のベビー! 待って!! 僕を置いて行かないで!! おとうさん(予定)を置いて行かないでえええええ!!  エッちゃん エッちゃん待って…… ミズキを置いて行かないで…… 僕は君をいつも追い掛けている でも でもね……遠くに行っちゃヤダよ いつもミズキの見える所に… ミズキから離れないで…… 行ってしまわないで… いなくならないで…… ミズキは君を失いたくない ミズキはいつまでも君のそばにいた…    アレ?
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