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Skip 12 言葉のいらない時(思春期の終わり~初体験) ①

        イタッ    イタイ…   やっぱりイタイよ……     どうしてみんな こんなコト平気で出来るんだろう…… 「!… ソレは、キツイ!」 「でしょう? その話、思い出しただけでお腹痛くなるの」 「ああっ…お腹撫ぜてあげるから、コッチおいで」  以前、彼女が当時クラスメイトから聞いたという、セックスとは!?の話を聞いた所だ。 よりにもよって、生理痛の重いエッちゃんにそんな恐ろしい物言いをする女子とは、何と無神経でヒドイ子なんだ! ……女の子って、時々残酷だね……かわいそうに…エッちゃん…… 僕も困るなあ……               よ し ! 「エッちゃん 僕はまだセックスした事ないし、ハッキリした事は分かんないけど、スゴク気持ちいいらしいよ……うん ソレしか聞かないねえ…  ふたり同時に気持ちいいとか!  スバラシイよね!! 例えば、僕とエッちゃんが… とか……(クスクスクス…)ハーーーッ。。。 考えただけで、ドキドキして来ない?(クスクスクス…) 僕、思ったんだけど、一石二鳥ってコトバは、セックスの事を言うんじゃないかなあ……クスクスクス…… ま… ソレはヤッテみないと、分かんないけどね……アハッ」  そう、ナニを言ったって、最後はこうなる ヤッテみないと分からない…… 自分で話してて、途中から何てマヌケな事を言ってるんだろう… そう思えて来たよ。 はあ……  だって、僕たちはまだソレを知らないんだ……  やった事もないのに、”その恐怖を取り除いてやろう”なんて、間違ったら僕だけのただのワガママになっちゃうよ。 「ミズキサイテー!」 なんて言われて 「もうこんなコト、したくない! サワラナイデ!!」 なんて言われたら、それこそ僕は生きて行けなくなるほどに、立ち直れなくなる…… 今、僕は、こ の 為 に 生 き て い る ! 大袈裟じゃない 本当の事なんだ。 オトコの本能が目覚めたんだ……・・ しかし…  これは難しいぞ…… ”思い出しただけで…”……  コレは失敗は許されないな……  ウ~ム・・・ 〈ピロリン ♪〉 ん? 【今 旺汰と”イッちゃん”に来てるんだ】 【ヒマしてたら、オマエも来ない?昼メシどう?】 【へ~ こっちまで来てるんだ】 【今エッちゃんのウチにいるの】 【”エッちゃん”も一緒に…と言いたい所だけど】 【ジャマしちゃワリイな… じゃ、また連絡する】 【うんゴメンね また誘って】 「ナナくんたち、”イッちゃん”まで来てるんだってさ… お昼ゴハン誘われたけど……」 「行って、遊んで来たら? いいよミズキ」 「君も一緒にどう?って…」 「え…」 「……また今度ねって、返しておいたよ」 ナナくんたちって…… もう…  シタのかなあ…… 彼も”怖い”って呟いてたからな……  こんな事僕がひとりでやってる、”★赤ちゃんを作る練習★の練習”なんて、ひとっつも役に立たないもんなあ…… ふたりでやってる”赤ちゃんを作る練習★の練習”の途中に、こんな障害物があったとは、ミズキは思いもしなかったよ。:
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