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★赤ちゃんを作る練習★の前に… ⑥

「この前言った、君のお母さんがお父さんに言ったって話し…」 「ん?」 「全部を背負って守って、家族引っ張って… それが出来るに自分はならなきゃなって、思った」 「……………」 「そして、君はそんなの僕を、そこにいるだけでまるごと包んでくれるような、素敵な…… 僕、何喋ってるか分かる?」 「え っと… えっと…そ……それは つまり プ…」 「エッちゃん大好きは永遠…」 「……………」 「ねえエッちゃん 俺、エッちゃんの為に頑張るからさ…エッちゃんの事、絶対泣かすようなオトコにはならないから絶対!! だから…… ミズキと……ずっと……一緒にいてね……」  この前まではトモダチだったのに、このは、トクベツな意味のって事をミズキは言ってるんだ。 こんな話はまだまだ先の事かと思っていた ううん…考えてもいなかった。 私たちはもうそんなに大きくなったって事なの? 「ミズキ…私も頑張ってドリョクするよ」 「エッちゃんが?クスッ… エッちゃんは俺のそばにいてくれるだけでいいの」  ミズキの目ってキレイだね… 今まで見てたけどこんなジッとなんて見た事なくて…… 私の知らないミズキがドンドン出て来る ドキドキしてフワフワして… そして先のまだ分からないワクワクに、またドキドキして来る 頬を触っていた指が止まって目が合うと、私たちは自然にどちらともなく唇を合わせる 何度も合わせる 何度も何度も…… トモダチのままだったら出来なかったね 知らなかったねこんなドキドキフワフワ…… 「エッちゃんかわいい…」  髪を撫ぜながら額、頬、鼻、唇… たくさんキスをする さっきと違って今度は丁寧なキス 首筋を唇で探るようにしながら、服の中に潜り込んで来た手がブラのホックを外したそうにして来たから… 「ちょっと待って…」  自分で服を脱いでブラを外した もう… ミズキならいい 恥ずかしいけど… 恥ずかしさも全部ミズキに渡してしまおう…… 服を脱ぐ間もミズキは私をひとりにしない そして私はまた横にされた 「エッちゃん エッちゃん」 私に巻き付きながら、何回も耳元で私を呼ぶ  そしてカラダに刻み始める……  エッちゃん 好き……    エッちゃん……  ミズキと私の赤ちゃんか… まだ遠い感覚だけど、こんな事を繰り返しながらいつか私たちの所に呼ぶ為の、これはなのかな……      約束だよ… エッちゃん…… 僕たちの……  遠い日のある日 ミズキが言ったその”約束”ってなんだっけ…… ミズキはって言葉を言わなかった  私たちは、その約束をする為にはまだ届いてないって事…… そうだね…ゆっくりね…  ゆっくり一緒にそこに向かって行こう…ミズキ……  一日が長いと感じたり、短く感じたり 真上に昇った太陽は、風をすっかり温くして 壁の時計に目をやると、お昼を少し回った所 それまでの間私は、ミズキにずっとしがみ付いていた ミズキが私の重さを分かったように、私も彼のカラダの厚さが分かって来た
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