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エッチとエッチじゃないの境目 ④

 腕に掴まっていた彼女の手は強く弱くを繰り返し、そして段々に震えて来て  やがてキスをしている唇が離れてしまうほどに、カラダを仰け反り出した。 殺していた声の理由を忘れたように けれど、それは呼吸に変えて涙を溢しながらの小さな風は、胸にもその波を作った。 そんな彼女の事を俺は指を動かすのを続けたまま感じていた。 薄く声が混ざるその呼吸がまたかわいくて、零れて来る涙も愛おしい…… 俺は彼女の事を飛ばしてあげる事が出来たようだ……  彼女の手が自分からパタッと落ちるように離れ、胸の下で自分の波が収まるのを目を閉じて待っている。 彼女の髪の毛にそっと手を伸ばし、ゆっくり直してまだその息を続けている唇の端にキスをした。すると彼女はゆっくり目を開けて、胸の波をそのまま残して、何か言いたげな瞳で俺と目を合わせた。 「……初めてだった?……」 すると君は顔を恥ずかしそうに横に向け 「ミズキ……  ズルイ……」 だから 俺は 「エッちゃん、ちょっと手を貸して」 「!!」 ズボンの上から触らせてあげたんだ 「分かる? あ… 手、動かさないで……ヤバイから……  俺も言っちゃうよ……”エッちゃんだけズルイ”って……」 「!… でも… でも……  ヤダ…… ミズキ…… 恥ずかしい……エッチ!」  そう言って俺と目を離した彼女は、自分の露わになっている胸を隠すように、背中を向いてしまった。 エッちゃんの背中は、まるでまだ子どものように小さくて華奢  かわいくて、ずっと見ていたくなる なのに、ちゃんとオッパイはこんなに膨らんでいるんだよね…… 「!」 俺に背中を向けるなんて… それじゃあこのかわいい肩に、キスしてもいいって事でしょ? 「やっ…」 そして、君のオッパイも包んじゃうから…… 「エッちゃん 恥ずかしがらないで…ミズキしかいないんだよ」 「……ミズキだから恥ずかしくないってコトじゃないんだよ こういうの」 「エッちゃん? ミズキはね、君のカレシになる前から君とこういうコトがしたいな~って、考えてたんだよ…」 背を向けていた彼女は、振り返り俺を見て 「エッチ!」 と、困った顔で言った 「いいよ いくらでも言って… 本当の事だから」 そしたら、君はまた困ったように 「……全然気付かなかった…」  そう言った 「ねえエッちゃん……」 彼女のカラダを少しだけ持ち上げて、自分の胸の上に重なるように乗せた 「ダッコ」 「着替えさせてよ」 「や だ…いいじゃない…俺がずっとダッコしててあげるから……ね…このままでいようよ……」 エッちゃん 大好きだよ… その内、★赤ちゃんを作る練習★一緒にしようね 君とはもう、それをしてもいいんだよね…  怖い よね  俺も怖いよ… だって、初めてだもんね 初めてで…だけど、君の事が大好きで大事だって、それだけで大丈夫な気持ちになるんだ 不思議だよね… こんな事思うの…  君にだけだよ エッちゃん……  君のカラダの中に少しだけ俺が入ってさ、その後君のカラダを通って俺と君の気持ちが一杯詰まった、宝物が生まれて来るんだよ。  すごく素敵な事だと思わない? どんなキラキラフワフワした小物よりも、スッゴクかわいくて、本当の宝物を俺たちは一緒に自分たちで作る事が出来るんだよ。 素敵な事だよね そう思わない? エッちゃん 俺はね、そんな素敵な事の為だったら、どんな事でも頑張れる、やれる、そんな気がする だって 君の事が大好きだから いつかさ そうなれるように、練習しようよ ね……エッちゃん…… ああ… かわいい… かわいい……俺のエッちゃん……
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