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エッチとエッチじゃないの境目 ②

キスはさせてくれたのに、その次に行こうとすると…  キスしながら、ブラにギュッと詰め込まれているオッパイの膨らみに手をあてただけで、キスが落ち着かなくなる。 いつもの事だけどね… かわいいんだから……クスッ 僕の手を抑えたり、胸を隠そうとしたり、イヤイヤしたり…… かわいいんだけど、全てサイレントなんだよね 少しおかしいな… とは、思っていたんだ。  けれど、僕のこの焼け付くような情熱には、エッちゃんのかわいいチカラは敵うわけもなく、ムズガッテル彼女をエイッてダッコして、ベッドに寝かせたんだ。 モウ、どうしちゃったの? ミズキがヨシヨシしてあげるから… ナゼナゼもね・・・  ……でも、やっぱりおかしい… 何が? 彼女は自分のクチに手をあてながら涙まで見せて、悶えながら一生懸命声を殺してるの。 ・・・ん?  コエ 聴かせてよ… 聴きたいよ  (イヤイヤ)  なんで? 気持ち良くないの?  (イヤイヤ)  …… オッパイ見せて… ねえ… ダメ?  ((イヤイヤイヤ))  いいじゃない…… ねえ……ダメ?  (イヤイヤイヤイヤ……) 「……………」  そんな、イヤイヤしてるエッちゃんの事が、またトンでもなくかわいくなって、僕は意地になってちょっと乱暴だけど、キスしながらイヤイヤエッちゃんのオッパイを、ブラごと握るようにしたんだ。そしたら、それまで堪えていたのが出ちゃったんだよね…… 僕のクチの中で彼女は声を出したんだ。 僕はヤッタ!って、思ったんだけど…… 彼女は手で顔を隠して、アッチ向いちゃった…… 「エッちゃん どうしたの?… そんなにイヤ?」  僕は途端に不安になって、耳元で聞いてみた。彼女のいつもと違う様子が、やっぱり気になる。 すごくかわいかったんだけど…… も… もしや……エッちゃんの気持ちに変化が!? や…… やだよ……エッちゃん……せっかく 僕たち…… 「隣にユイいる…  今日、バイト休み……」 目をウルウルさせながら彼女が言った    ……あっ・・エッちゃ・・・ なんだ… そうか……そうだったのか……ああ良かった  ハーーッ良かった…… 「ああ 良かった!」  安心したら、ウッカリそこだけ声に出てしまって、エッちゃんに 「ナニガイイノ!」 って、かわいく怒られちゃった クスッ そうか… をどうにかすればいいんだな……  僕はスマホの音楽プレイヤーをオンにした。BGMは”お任せ”だ。 場に合わないような曲が流れない事を、運に任せよう。 またこんな時の為に、何か用意しておかなければいけないね…… アレの他にも用意しなければいけないモノがあったなんて、こうなってみないと分からないものだね…ね、エッちゃん…… 君はどんな曲がイイ? 君はどんな曲だったら……ハァ……  しかし、まるでおトイレの 音 は 音 で 消 す みたいだね…… クスクスクス…      例えが悪いか…… 「ミ… ミズキ?  今日はやめようよ…」 って、君は言ったけど、僕はやめる気なんてひとつもない 「 や だ 」 「!… ミズキ ヤダって!」  服を着ようとベッドから降りたエッちゃんに、そのまま僕は覆い被さった。 イヤイヤ止めない彼女に、襲い掛かったようになっちゃったかも。 僕のカラダを押したり手を抑えたりするエッちゃんの手を、今度は僕が掴んで抑えて嫌がるエッちゃんにまたキスをした。  自分の気持ちを君本人に受け入れて欲しくて、分かって欲しくて けれどそれはこんなふうに無理矢理で ごめんねって思いながら止められない。 君も僕の事、好きなんだよね そうなんだよね  だったら良くない? 君は何かあると僕の前に壁を作ったようになるけど、その壁を突き抜けて向かって行きたくなる 止まれなくなる。 オトコの”好き”ってそういう事なんだ  エッちゃん 分かって……
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