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エッチと言われて合格 ④

「ちょっとミズキふざけない で……!」  ベッドの上に下ろされたの   〈ギシッ…〉 そこに一緒に乗って来ようとするミズキにドキドキして、私は思わず身構えるように後退り… ちょ…ちょっと待ってよミズキ… なに?この展開 アンタは私に”好き!”とか言って、すでにでいるのかもしれないけど、私は… 私はまだ… ほら……アンタとはトモダチ…… だから、急にベッドの上に一緒って困…… 「きゃ!」  ベッドの上で身構えるように固くなっていた私は、ミズキの片腕に簡単に寝かされてしまい、彼と一緒に横になってしまった。 は・・・どうしよう・・・ミズキは何をしようとしてるんだろう…… 何か怖い事して来たら、この前ユイにやって悶絶させたアレをミズキにもオミマイしてやろう トモダチにアレをやるのはちょっと抵抗があるけど、怖い事するミズキが悪いんだからね! 「ミズキ!ナニスルノ!!」 ハ…声が上ずってしまう…… 「エッちゃんヒマだから、これからキスしよう! ほら、エッちゃん前に言ってたでしょう ”恋愛してやりたい事!” キス!!」 「な…なにを言って! ちょっ…」 ヒマだからって…… 「……の前に、エッちゃんダッコ~~……かわいい!」 〈ギュウウウウウウ…〉 「ゥ……」  ひとりで勝手に走ってるミズキに、私はガッチリホールド…… さっきの背中のダッコよりも酷くなってしまった……。 ミズキはズルイ… 私の事、無視してるでしょう それとも私、アンタに”キスして”って、また言うとでも思ってる? 悔しい!ミズキ!! 「ヤダ! ミズキ 離れて!」 ミズキは顔を上げて、何か確かめるように私の事をジーッと見る。 「な…なに?」 「エッちゃん 僕、ずっとこうしたいって思ってた… 君がかわいい…かわいい……って これは君の持ってるかわいい宝物たちの比じゃないんだよ」 「?…」 「僕が一番かわいいって思ってたのは、ずっと君!気付いてた? 気付いてなかったでしょう…… そんなトコロもかわいいんだから… ねえ……キスしていいでしょ? 君の唇… 本当にフワフワで気持ちいいんだ…さっきから欲しかったんだよ……  ねえ…  ダメ?」  彼はきっと最初から私の返事を聞く気なんてなかったんじゃ、って思う。 例えば私が”キスしたくない”って言ったとするでしょ。 そしたらミズキは”どうして?”って、聞くと思うんだ。 そんな時、私はなんて言ったらいいのかな…… でも… だって…… 本当に今、キスしたいって思わないんだもん。  こういう時って目を瞑るモノ……って、ドコで知ったのか、とりあえずマネゴトのようにそうしてみたけど、何か気になって薄目を開けて見てみたら、ミズキはバッチリ目を開けたままキスしてたの(!!) 一瞬目が合って、慌てて目を閉じた…… ハズカシイ!!  ヤダナ……こんな間近で見られるなんて…… ミズキも目、ツブッテヨ! でもさ、こういうのってやっぱりドッチかが目を開けてないとダメなのかな…… こう… 相手の様子を見る為に…… 様子って、どういうコト??? それかさ、ふたりでニラメッコみたく、目を開けたままでキスするのってどう? そんなキスって、全然恋人のような雰囲気作れないよね…… でも、私たちならそれでも良くない?  クスッ…
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