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ミズキはオトコだった!? ⑩

キスが長い!!……   !!  ミズキの舌を唇に感じて、ビックリしたの コレは……じゃなくて、だ!! ビックリして、ミズキのカラダに手を掛けようとしたんだけど、それをミズキに抑えられてしまった。私の方から”キスして”って頼んだ事だけど、なんかコレ……私が思ってたのとは違う展開……! どうしよう…… もう、キスが終わって欲しい!!  私のただの軽い気持ちで言ったソレで、バチが当たったんだ。 それは男の子のミズキに、女の子のアンタがそんなコト、言ったらダメでしょ! ってコトだ…… ああ……。 今さら気付いたって 後悔したって もう遅い…… ああ… どうしよう…… 「ンツ ……」  長いキスも、舌が入って来るキスにも、息が苦しくて慣れなくて落ち着かない。 クチが塞がっているから、”やめて”も言えない。手の自由もないから、ミズキから自分を離す事も出来ない。カラダで伝えるしかない。 私は活きのいいオサカナのように、カラダを動かした。 ミズキはガッチリと私の手を掴んでいたけど、それは伝わったはずだ。  ミズキが私に、こんなにチカラを出す事なんて初めて。 いつものミズキと全然違って、ドキドキする。 怖い…  ごめんミズキ 私が変な事言ったせいで ごめん ごめんなさい ミズキ……もう許して…… 怖い… ミズキ…… やっと出来た少しの隙に 「ミズキ もう、いい やめて!」  離れた途端、”プハッ”と息が洩れて恥ずかしかったけど、自分のすぐ前にいる彼に叫ぶように声が出た。もう、恰好悪いとかそんなのどうでもいい 後でちゃんと謝るからもう許して もうやめて……と  私はとにかく必死!  ”キスして”って私が言ったのに、今度は”やめて” ごめんミズキ 勝手だよね でも、そう言いたくなっちゃった ミズキがいつもと違って 去年と違って……男の子なんだって、急に感じて 今までそんなふうに感じた事なかったのに 怖いの 「ンッ…」 自分勝手な私を彼は許さないように、また唇を合わせて来た  そして… 「!…」  ミズキは去年のようにまた、ブラジャーをしているか確かめて来たの。 でも去年と違って、制服の中に手を入れて確かめて来た。 え… えーーっ・・・ ミズキ? ちょっとミズキ…… でも……違う… なんか、あの時と違…… イタッ… もう分かったでしょう? やめてミズキ! 本当に怖い! ヤダ! もう許して 変な事言わないから もうヤダって怖いもう離して やめて!!  私の両手の自由はミズキの片手の中にギュッと納まっていて、私が暴れただけ胸にあるミズキの手にもチカラが入って、それも痛かった。 ただのトモダチ同士が、こんなにくっ付いて何をやってるのか、スッゴクおかしいよ。 ミズキ… ねえミズキ…… もうやめて…… やっぱり… オトコとオンナのトモダチ関係って  難しいのかなあ…… なんて…… 今さらだけど……
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