7 / 224

ミズキはオトコだった!? ⑦

「僕は…」  私から視線を離し困ったような顔をして何もない所を見てる。 そんな彼を見て面倒になった私は彼の返事を待たず、 「そんな事はそうなってみないと分かんないよ… でもミズキとはムリ」  手頃な所で手を打った…打たれた自分……にはなりたくない 自分もそんな事はしたくない だから彼にははっきりそう言ったの。 これでこの話は終わり もうこんな話はやめよう……私たちにはやっぱり不向きな内容だった。馴れ合いがうっかりした失敗を作ってしまったように感じて、話を終わりにしたかった。 けれどどういうわけか彼はさっきの事に答えられもしなかったのに、終わらせようとはせず 「なんで!?なんで僕じゃムリなの!? エッちゃんさあ… 僕の事だって思ってないの?」 改めてそう聞かれるとドキッとする どう答えようかな…… 「をそんなふうに普通見ないでしょ ミズキだって同じでしょ? 私の事そんなふうに意識した事ある?」 「僕は… エッちゃんは興味ないのかなって……ずっと思ってた だから… ずっと……」 ?…… 「僕、エッちゃんの事好きだよ エッちゃんは?僕の事……」 「……好きだよ?」 「僕、エッちゃんの事好きだよ エッちゃんとこういう事したい!」 「わっ な… なにミズッ…!」   初めてのキスはトモダチと…  ミズキとだった……   「ちょっと! ミズキふざけるのやめて!」 「思った通りエッちゃんの唇フワフワ… 気持ちいい… ねえもう一回!」  まさか私の”カレシ欲し~”発言がこんな事になるなんて思いもしなかった。 でも…これは友だち同士で遊びでやっているような感覚の遊びのキスみたい。 遊びでやってると思ったんだ。ドキドキしたけど… なのにミズキったら…… 「良かった エッちゃん今日はちゃんとブラジャーしてるね」  ずっとトモダチ感覚でいたミズキがカラダを触って来て、そこで急に彼から”男の子”を感じた私はビックリ所じゃなくなってしまった。 手とか肩とかそんな所じゃないんだもん  私たちはカラダのカタチはもう、服の上からでも分かる位に違う。 でもそれは、見ないように触れないようにしていた事だ。  こんな事今までなかったから、ましてやミズキとなんてあり得ないって だから余計に驚いて胸のドキドキがしばらく止まなかった。 ……でも、女の子同士でもこういう事遊びでやったりするよね ミズキはただ、私がちゃんとブラジャーをしているかどうかって…… なんでミズキが私のそんな事まで気にしてるわけ!?
いいね
ドキドキ
胸キュン
エロい
切ない
かわいい

ともだちとシェアしよう!