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Skip 1 ミズキはオトコだった!? ①

「エッちゃんどうしたの? そう言えば、今日は昼休みも教室に残ってずっと席に座ってた」 「アレだよ 瑞月、知ってっか? いつだったか、母さんと話してるの聞えて来たんだけど… 多分アレだ」 「アレって?」 「前に学校で習ったろ 道徳の時間……生…」 「……!…」 彼女の顔にはたくさんのおひさまマーク……☆ 「や… やだよ……ミズキ…」 「エッちゃん お願い……キスさせて……いいでしょ… エッちゃん…」 「や…だ…… あっ……」 《ドキ ドキ・・》  自分でも意外だなって、思った。 だってミズキ相手に、こんなにドキドキするなんてさ… それに… なんか……今までそんなふうに思った事なかったのに、ミズキの事が怖いって感じる事があって、それでね…… 「ごめん エッちゃん……ごめん…」  カレシになった途端、ミズキは謝ってばかり。 少し前までは、彼とはトモダチだった。 今は私のカレシ ミズキはカレシになってから、私の知ってるミズキじゃないような事を、私にして来るようになったの。 こんな十五歳にもなって、しかもトモダチから泣かされる事があるなんて、思ってもみなかった。 どうして私が泣いちゃうのか? ……もう、ビックリする事ばっかり!  トモダチだった男の子が、昨日までそんな素振りも見せなかったのに、急におかしな事を自分にして来たらどう思う? そしてね、私の知らない事ばっかりミズキはして来るの。 私の知ってるミズキはトモダチのミズキ なのに最近のミズキは、まるでミズキじゃないミズキ どうしちゃったの!?って怖くなっちゃう ……… 多分、周りの子たちはきっと知ってる事なんだ でもね、私は知らない事なの それはどうしてか? ミズキとずっと一緒だったから!  ……だと思うんだよね…… 不思議で見てたら外へ連れ出した…☆ 「多分… ソレ…」 「お腹痛くなるんだ… かわいそうだね… 僕、今度からエッちゃんのお腹撫ぜてあげようかな… あ!今、やってあげようかな」 「・・・お前、変わってんな… そういう考えになるんだ」 「え?だって、トモダチが”イタイ イタイ”って言ってたら、何とかしてあげたいって、思わない?」 「……コレについては別に… だってお前…アソコがムズムズするから何とかしてくれって、ヤローに言われたらどうする?そんなモン、自分で何とかスレ!って話だろ?ソレと同じだよ」 「・・・結日(ゆいひ)にもしも… そう言われたら……」 「!!…バカヤロウ お前なあ! 例えばの話をしてるんだ! そんな事、真剣に考えるな! 気持ちワリーぞ!!」
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