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Chapter.7 愛され続けて*Act.4-12☆

「絢のが汚いなら、初めての時に舐めたりしないから」 「――無理しなかったですか……?」 「無理するわけないじゃない。美味しかったよ、絢の愛液」  美味しかった、などと真顔で言われ、今度は私が呆れる番だった。 「――変態ですよ、それって……」  つい本音が出るも、高遠さんは、「普通だろ」と全く意に介していない。 「好きな子をじっくり味わいたいと思うのは男の本能なんだし。それより、絢の方が無理したんじゃない?」 「――何がですか?」 「俺のを咥えてくれただろ?」  高遠さんに言われ、私は改めて意識してしまった。  雰囲気に流されたとはいえ、二度目にしてとんでもないことをしてしまった。 「無理は、してないです……。ただ……」 「『ただ』?」 「――はしたないことをしてしまった気が……」 「全然はしたなくないよ」  高遠さんは笑いを含みながら続けた。 「俺はむしろ嬉しかったけどね、絢にご奉仕されて。気持ち良かったよ」 「――ほんとに……?」 「うん。まあでも、一番は絢のナカだけどね」  平然と口にする高遠さんに、私の方が恥ずかしくなってきた。  まともに顔が見れなくなって、高遠さんの胸に顔を埋めてしまう。
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