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Chapter.7 愛され続けて*Act.4-09☆

「激しくされたい?」  高遠さんに問われ、私は喘ぎながら何度も頷く。 「じゃあ、絢の要望通りにするからね?」  そう告げてきた高遠さんは、激しく腰を打ち付けてきた。  肌と肌がぶつかり合う音に混ざり、卑猥な水音が静まり返った部屋の中に響き渡る。 「や……っ……壊れちゃ……あぁ……っ……」 「絢が……俺を煽ったんだろ……っ……?」 「だ……って……あ……あぁぁ……っ……」  高遠さんにも余裕がなくなっている。  荒い息が漏れ、眉間に皺が刻まれている。私のナカで一緒に感じてくれている。  予想以上の高遠さんの責めの激しさに、私は高遠さんの背中に爪を立てていた。 「つっ……」  高遠さんが小さく呻く。  そこで私はハッと我に返り、背中から手を離そうとしたけれど、「いいよ」と高遠さんに制止された。 「ちょっとぐらい俺を痛め付けてもいいから。その代わり、絢を俺の好きなようにさせてもらうよ?」  高遠さんの言葉に私はゾクゾクしてゆくのを実感した。  自分は決してマゾではないと思っていたけれど、実は苛められたい願望があったのかもしれない。  もちろん、それは高遠さんにだけだけど。
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