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1-15:ひねくれ処女の強がり

「は……はぁ……あ……」 「どう? よかった?」 「な……に……今の……」 「ん?」 「今の、何なの……」  全力疾走した後みたいに息が苦しい。はぁはぁ息をしているだけでも疲れる。 「変なこと……しないでよぉ……」  まだ身体に力が入らなくて怖い。お腹の奥はぐずぐずに熱くなっているし、散々弄られたそこもじんじん疼いている。触れられたい欲求はありがたいことに多少落ち着いたけれど、こいつの指一本でそこまでさせられた事実が私を打ちのめしていた。 「ばか……あんたなんか嫌い……」 「えー、なんで俺そんなこと言われなきゃなんないの。まだご奉仕が足りないって?」 「え……」 「それならそう言えよ。じっくりかわいがってやる」 「う、うそ」  菅原が身体の位置を変えて、私の足を両手で開いた。力の入らない身体はそんなひどい行為もあっさり受け入れてしまい、ぐちゃぐちゃにされて疼く秘部を菅原の前にさらけ出してしまう。 「見ないで……お願い……」 「見るだけじゃないけど、いい?」 「っ……!」  そこ、に菅原が顔を近付ける。何をされるのか薄々察した瞬間、ぬるっとしたものが敏感な花芯を捉えた。 「んんんーっ!」  まだそこは弄られたせいで敏感になりすぎている。それなのにそこばっかり舐められて……。 「あんっ……あぁっ……んあぁっ」  ぎゅ、と菅原の頭を押さえつけてしまう。 「そんなとこ、舐めないで……よ……っ……!」 「でも気持ちいーだろ」 「やだっ……変態……あぁっ、あんんっ……!」 「気持ちいいって言えよ、志津」 「か……ってに、名前……呼ばないで……っ」 「こんなことしてる仲じゃん? お前も呼んでいいよ。こーき、ってさ」 「絶対呼ばないからっ……」 「ナマイキ」 「あぁんっ!」  聞きたくもないいやらしい音を立ててそこを強く吸われる。またびりびりしたものが駆け抜けて、菅原の頭を押さえつけたまま、また頭の中で何かか弾けてしまった。 「お前、イクならそう言えよ」 「い……いく……?」  知識としてはある。なんというか、すごく気持ちよくなるとぎゅうってなるらしい、とか。 「これがそうなんだ……」  菅原がちゅっと太ももの内側にキスをする。そのままちょっと噛まれた。 「俺なんかに満足させられるわけないんじゃなかったのー?」 「し、知らない……」 「ほんっとひねくれてるよな、お前」  顔を上げた菅原が私を見下ろす。  そして、くしゃっと髪を撫でたかと思うとこめかみにキスをしてきた。 「そういうとこ、かわいいよ」 「っ……」  きゅん、と胸が疼いた。それが悔しい。  こんな奴にかわいいって言われたくらいで、簡単に反応するこの心臓が憎い。私の心臓なら私の心臓らしく一切動かなくなるくらいの反応を見せてほしい。そこまで抗議してこそだろう。 「さて、ちゃんと気持ちいいって言うまでやめないからな」 「え……」 「満足してるかどうかわかんねーもん」 「や、やだ……もうイキたくない……」 「はいはい、それじゃ気持ちいいって言おうな」 「やだ……!」 「やだやだって駄々っ子みたい。俺、言わせるまでやめる気ねぇけどいいの?」 「も、もうやめてよ、ばか。これ以上されたらおかしくなっちゃうでしょ……」 「……お前のおかしくなったとこ、見たい」 「な……なに言って……」 「てか、おかしくなりそうなのはこっちなんだよな。散々やらしい声出しやがって。……もう限界に決まってんだろ」  ごそ、と菅原が動いた。その手の先でかちゃかちゃ音がする。  ベルトを外してるんだと思った瞬間、ぞくりと背筋に電流が走った。 「そろそろ突っ込ませてよ、志津ちゃん」
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