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第4話 おもちゃで攻められて

 ベッドの上で、真麻は壁に寄りかかり、体を支えるのが精一杯だった。  両乳首に付けられたローターは震動しつづけ、真麻をいじめ続ける。  広げられた足の付け根を大和は覗き込むように腰を屈めていた。  見られてる……。  大和とはこれまで二回セックスしたが、共に夜だった。恥ずかしがる真麻のために、電気を消してくれてた。今は陽も高い。真夏の午後三時。真麻の秘所は大和の目にさらされていることだろう。  やだ……。  かーっと頭の後ろが熱くなる。  心臓の動悸が早くなった。真麻は膝を閉じようとしたが、大和の手で止められた。 「だめ。ちゃんとひらいてないと」 「恥ずかしい……から……みないで……」 「そういいながら、ぼたぼた垂れてきてるよ、感じてるんじゃない」  言葉で攻められて、真麻の羞恥はますます高ぶっていく。 「ここまで濡れててたら、すんなりはいりそうだよね」  息も絶え絶えになっている真麻が薄く目を開くと、大和は派手なピンク色のなにかを掴んでいた。 「や、やまと、それって……」 「真麻は初めて見るよね、バイブ。気持ちいいから」  ピンク色のそれは、二股に分かれていた。意味が分からないまま、真麻は首を振る。  急いで足を閉じようとしたが、大和の片手がそれをとどめた。 「大丈夫だって」    真麻の秘所に向けて、大和はバイブをあてがった。すでにスイッチがはいっていて、割れ目の近辺が震動する。 「あっ、いやっ……!」  これまで感じたことのない感覚に真麻は怯えてしまう。すでに、ローターでの刺激で体は敏感になっている。太ももを掴んでいる大和の手の温もりにですら、感じているのだ。これ以上、快楽を与えられてしまっては……。 「もうぬるぬるだから、するっとはいりそうだよ。ほら」 「んんんーーーーーーーー!」  浅くつっこまれたバイブを大和がゆっくり動かす。  初めての震動に、真麻の腰が揺れた。 「あっ、やっやっやっやっ……」  声だけは抵抗するが、快感は止まらない。  真麻の中から、愛液が零れだし、水音が響く。 「すげー、これまで最高に濡れてる。こういうの好きなんだ」 「ちがっ、違うのっ」 「違わないでしょ。こんなになって。もっといれてあげるね」  ずずずっと異物が体内に入り込んだのが判った。  スムーズにはいり、真麻の体の中で暴れる。  大和は、焦らすようにゆっくりとそれを更迭させた。  小さな震動音と、ぐしゅっぐしゅっという水音が混じる。  乳首に取り付けられたローターの音も混じり、真麻は何の音か判別できなくなってきた。 「あっ、あっ、あっ、あっ……」 「真麻、気持ちいい? 正直にいって」 「き、気持ちいいです……」 「素直だから、ご褒美」    大和の片手が、真麻の割れ目をくぱりと開いた。真麻の足はすでに力が抜けて抵抗をなくしている。  勃起したクリトリスが姿をみせる。右手で持っていたバイブを、大和はぐぐっと押し進めた。 「んっ、んんんーーーーーーっっっ!」  新たな快感に真麻は背を仰け反らした。  バイブは二股になっていたが、短いのほうの突起がクリトリスに当たるように出来ていた。  細かな突起が沢山ついており、そこも震動し、刺激を与え続けるようになっていた。  中から、外から、そして乳首からの刺激に真麻の体は持ちこたえられなくなった。 「あっ、ああああっ、ああっ、ああっ」  壁に背中を預けていたが、それもできなくなって、ずるずると倒れこんだ。  背中を海老反りにそらして、真麻は感じ続ける。 「すげえ、やらしい格好だよ。AVみたいだ」 「もっ、止めてっ……おねがいっ……」  涙をこぼしながら、荒い息の合間に真麻は懇願する。しかし、大和は頭を振るだけ。 「だめ。まだイッてないし。真麻、イくところみせてよ」  大和はそう云いながら、バイブを真麻の中で動かし出す。楽しそうに笑いながら、真麻をいじめる大和に愛情は感じられなかった。大和自身は服も脱いでいない。快感と羞恥で、涙を流す真麻を観察するように見ているだけ。  大和の冷酷さに真麻は涙を流す一方、秘所からは愛液が止めどなく零れ、真麻の内ももを濡らしていく。  大和がバイブを強く真麻に押しつける。  クリトリスへの刺激も強くなった。体全てに響く震動と快感。 「あっ、あっ、あっああああああああっ――!」  腰ががくがくとゆれ、目の前が光ったように思えた。  真麻は気が付いてなかったが、ピンクのバイブを咥えこんだ裂け目から、びしゃあと愛液が吹き飛んで、覗き込んでいる大和の服を汚す。  真夏の日射しが降り注ぐ室内で、真麻は頂点を迎えた。バイブもローターも真麻の体の反応と関係なく動き続けている。 「いいね、真麻。もっと欲しいだろ?」  そこでようやく大和は自分のものを取り出したのだった。 「真麻?」  はっとその声で、真麻は現実に引き戻される。  手にもったあんまんはまだ熱を持っていた。  ほんの短い時間だけ、過去に思いを馳せていたらしい。      
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