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第6話・もういちど

「っ……ゆ、き……」  結局説き伏せられて、ボクと体の位置を入れ換えた幸は、ボクの熱の塊をくわえた。幸がお風呂から出る時には既に半分固くなっていたこれは、幸の口内から伝わる体温に完全になった。 「ん……ふふ、気持ちいい?」 「……すごく」 「素直だねぇ」 「幸にだけ、だよ」 「そっか。ねぇ、一回出す?」 「やだ、幸の中でイキたい」 「しょうがないなぁ……」  幸は起き上がって、寝転んだボクの体を跨いだ。血管までピクピクさせて待っているボクの熱を、同じくヒクヒクしている幸の秘所の奥に進めた。 「幸、解さなくていいの?」 「濡れてるから……大丈夫、それにもう待てない」  体の力を抜いて、全体重をかけて最奥まで飲み込んだ。幸の言う通り、中はびしょびしょで熱かった。 「ん……っふ、はぁ……」 「幸……」 「入っ……たぁ……?」 「うん、全部入ってるよ」  林檎のように真っ赤に染まった体をボクの胸板に抱き寄せ、よく出来ました、と頭を撫でた。ボクより年上なのに、まるで幼子みたいにくしゃりと顔を潰して笑う幸にまたキスをする。 「いっぱい意地悪言ってごめんなさい」 「本当に。冬馬が別人みたいだった」 「まぁ……暴走したら、ああなるってことで」 「言い訳が軽いなぁ」  ふふ、と幸が笑うたびに、下半身が締め付けられる。そんな刺激されたら、ボクだって反応するわけで。 「……ちょっと、なに大きくしてるの」 「幸が締めたからでしょ」 「責任転嫁!?」  むくれた幸の中を腰を浮かし穿った。予想外だったみたいで、「あんっ」なんて可愛い声をあげた。 「ほら、萎えちゃうから、しよ? 説教はお風呂で体洗い直しながら聞くから」  ズンズンと腰を揺らしながら、目の前の膨らみも両手で揉みしだく。 「んっ、あ、あ、ずるい……っ! 冬馬が、洗って、ね……っ?」 「もちろん」  赤く固く膨らんだ粒をくわえて、舌で転がしてみた。ふるふる震える体の反応がボクの熱にまで伝わる。 「ふぅぅ……っ」  中をビクビク締め付けて、もっととねだる結合部を下生えに押し付けているのを、幸は気付いているのだろうか。 「ひぁっ、あん、とぉま……っ」 「イきそう?」 「ん……うん……あぁぁあっ」  そのまま粒に歯を立てると、全身を震わせて甘い声を漏らしながら幸は達した。まだ終わりたくなかったボクは、かろうじて我慢出来た自分を褒めたい。体を起こし、力の抜けた幸を再び押し倒した。 「ごめんね幸、もう少し付き合って」 「ん……いいよ、でももう動けない」 「ボクが好き勝手するけど……ごめんね」  幸が小さく頷いたのを見て、また中に入った。深く口付けながら幸の感じる場所を探して動く。 「んんっ、っは、ぁ……冬馬……っ」 「幸、気持ちいい?」  ボクの髪から落ちた汗にも、幸は感じて全身を震わせた。感じすぎるのか逃げようとする幸の四肢を押さえて、ボクはイクために集中した。 「幸、だいすき……あいしてる」 「あ、あたしも、冬馬が、好……っ!」  背中に幸の腕が回った。ぴったり密着して、口付けて、噛み切るんじゃないかと思うほど強く吸って、ボクは達した。 「ごめんね、ありがとう」  体力を使い切って意識を飛ばしてしまった幸から、なぜかホワイトシチューの匂いがした。
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