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第7話 クレフの欲望 ※

 クレフ・カークスはミュカレ・フランドリウスを心の底から愛している。どうしようもないほどに、気が狂いそうなほどに、彼女を、この名門フランドリウス家の嫡女として生まれたミュカレを一人の女性として愛し、敬い、讃え――――手に入れたいと。男のクレフとして手に入れたいのならば、家人としてのクレフがそれを制す。 ――ミュカレ様はフランドリウス家の人間  もし手を出して汚してしまえばカークス家の汚名になる。シーヴァルトに仕える父やその叔父達が烈火のごとく怒り狂い、自分を八つ裂きにするだろう。そうわかっていても止められない。止める事など、出来ないのだ。  だからクレフは妄想の中で彼女を掻き抱く。夢の中で裸の彼女を犯し、そのたわわに実った豊満な胸を掴み、濡れそぼった花芯を舌でつついて舐めしゃぶる。 『あぁ、ミュカレ様……こんなに濡らして……まるで粗相をしているようだ』 『ひっ! ち、違ううぅっ……あぁっ、あっ、こ、これはぁ……っ! これは、違うんだぁあぁ……んんっ、ふぅ、ううぅふうぅっ……ひゃあぁぁっ、ああっ! クレ、フゥぅう……そ、そこばっ……はしたな……っ! んんっ!』 『はしたないのはミュカレ様でしょう? くくっ、俺の唇を愛液にまみれさせて』 『はぁ、はぁ……ッ! まみれさせたのは、ク、クレフがぁ……ッ、あふぅ』  閨の場で仰向けになるミュカレの両足の間に顔を寄せて、陰唇からとろとろと漏らす愛液を美味しそうに唇で吸い上げる。じゅるるるっ、と淫音を鳴らし、クレフは更に花芯を甚振るべく、舌を陰唇の中に差し込む。差し込むとミュカレは顔を横に振り乱して声を荒げる。 『あああぁぁあぁっ……クレフっ、クレフっ! んんっ、ひぃっ、あっ、ああっ……あぁぁっんんっ、そ、そこやめっ、ひゃんっ! なめるなあぁあっ! んんっ、はぁ、あぁ――――ッ!』 『嫌です』  嫌だといってもクレフがやめるはずがなかった。舌先で内部の突起をつつくとミュカレは甘い甘い声を上げた。 『あああぁぁぁああんんっ……! あぁぁああっ、あんんっ、ひゃっぁぁああぁっ……ふぁ、ああぁぁっ、クレフッ、くれふっ、んんっ、ひっ、つつくなぁあっっ、そこはぁあぁ、だめえええぇっ』 『あぁ、ミュカレ様……愛らしくてかわいいっ』 『か、かわいいなど……ふぁ、あぁぁっ……!』  両手をクレフの頭に置き、目を見開いて口を大きく開ける。クレフは下の動きを止めることなく、ミュカレの淫唇を攻め立てた。クレフの舌技に翻弄されるミュカレの淫靡な声に普段の凛とした姿はなく、女性としての声がこもる。必死に主であろうと取り繕っているのがクレフでもわかるのだ。  攻められているミュカレに、こみあげてくる電撃。どくどくと股間に神経が集中していて、飛び出してしまいそうな快感に耐えている。 『あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、ああぁぁっ……! で、でるうぅっ! 出るから、口を、口を離してくれ……クレフッ!』 『いいですよ、ミュカレ様……俺の口に出してください』 『そ、そんな事できるわけが……』  流石に従者の口に出すわけにいかず、ミュカレはぎゅっと股間に力を籠める。 『強情ですね』 『はぁ、はぁはぁ……』 『じゃあ、俺も好きにやりますね』  クレフはそういうと、唇をミュカレの陰唇から離した。一息ついたミュカレだが、直後、熱量を感じた。 『クレフぅ……ッ!?』 『ミュカレ様の事なら何でも分かります、俺は。こちらの方が欲しかったのでしょう?』 『ち、ちが……ッ』 『ほら、俺が先端を押し当てると喜んでますよ……ミュカレ様の身体は俺が見出したんですから』 『あ……ッ!?』  ちゅぽっ、とクレフは先端を推し進める。暖かくて気持ちよくてたまらない快感にクレフは夢の中とはいえ、その感触に浸る。 『はぁ、はぁ、ミュカレ様……ッ、中に……いれます、よっ』 『んんっ、ま、まてっクレフっ、まだ、心の準備が―――』  ミュカレの制止を無視して、クレフは奥にひっそり隠れた彼女の花弁めがけて己の欲望を突き入れた。  じゅぼっ、じゅぶぶぶぶぶぶぅうずぶぶぶぶぶぅううううぅううう~~~~~~~~~ッ! 『あぁぁああぁぁぁっ! あんっ、あひいいぃっ、んんっぅう……んふうぅ、あっ、ああぁぁあんっ、あんあんあんっ! ふぁ、あぁぁ……っ!』 『ミュカレ様……ミュカレ様……はぁ、はぁ』  何度もクレフの男棒を受けいれているミュカレの女筒。ミュカレは嬌声を上げる。その体はすっかりクレフの男棒を求めていて。  ぎゅっと抱きしめるクレフの腰に自らの足を巻き付け、頭においていた両手は彼のうなじに回した。 『んんっ、クレフぅう……クレフっ! んっ、そ、そこおぉおっ、あぁっ、す、すごいっ、んんっ、あっ、あっぁぁっ……! ふぅ、ううぅふうぅっ』 『ははっ、ミュカレ様は厭らしいですね』 『あぁぁっ、い、いやらしいなど……んんんっ、こ、このような、体にしたのは、そ、そなた……ああぁぁああぁあああッッ、ああぁぁ―――――――――ッ!』 『そうでしたね……! 俺がッ、貴女を、淫靡な体にしたのです……くくくくくっ』 『はぁ、ああああぁぁっ、んっぅう……くれふうぅ、そ、そこ、や……め……ああひゃあぁぁっ、ああんっ、んんんっ、ああぁぁ―――――――っ!』  クレフはミュカレの女筒内部を何度も何度も自分の性器で突き上げる。ミュカレがやめてくれと言ってもそれを聞かず、彼女をもっと淫靡な沼に貶めたい―――。そう考えて女芯を先端で突きまくる。つき続ける事で、ミュカレは更に嬌声を上げ、乱れて、ぎゅっと膣をしめる。クレフは己の欲望に従い、意地悪な言葉を投げかける。 『そこ? そことはどこです?』 『そ、そこはぁ……ああぁぁぁっ! ぬ、抜くなぁ……んんっ!』 『答えませんと、もう抜きますよ』 『あひぃっ、あっ、あっ、そ、そことはぁ……わ、わらひのぉ……い、厭らしい、ところぉっ……んんっ』  顔を赤らめてそっぽを向きつつ、クレフの問いに答えるミュカレの姿に、クレフは欲望を抑えきれなくなり、己の精を膨らませた。 『あぁっ、ふ、膨らんでるっ……! く、くれふぅ、いやぁ……あっ』 『出します……ミュカレ様……ッ!』 『んんっ、あっ、う、うそ……あ、あぁっ……!』 びゅぶぶぶぶぅ、ぶぶううぅうびゅぶぶぶぶう――――――――ッ! 『あぁぁぁぁ゛あぁぁァァアァァァアアァァ――――――――ッ! クレフのぉっ、くれふのがぁぁあぁ、きぃ、きてるうぅううぅ! んひぃ、あぁっ、しゅ、しゅごおぉっ、あ、あぁぁぁっ……!』 『ミュカレ様……ミュカレッッ!!!』  中に放出した後もクレフの肉棒は収まる事がなかった。むしろまだ足りない、足りないといわんばかりに膨張をとどめている。 『んひいいぃっ!? くれふぅ……!』 『ミュカレ様があまりにも厭らしいから……くくっ、お付き合い、いただけますね?』 『んんっ……!』  クレフの問いにミュカレはぎゅっと項に回していた手をひきよせ、その唇に己の唇を寄せる事で答えた。  ―――クレフは夢の中の、自分にとって都合のいい状態のミュカレを犯し続けた。
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